学習記録

2/17(月)~2/23(日) 訳文の果てしないチェック

学習時間
2/17(月)~2/23(日)
(月:8h、火:8h、水:8.5h、木:1.5h、金:3.5h、土:8.5h、日:6.5h)
55週目:44.5h/累計:2,137h

内容
・明細書読み/日本語×4件(化粧品&医薬ハイブリッド、化学系、接着剤)
・化学復習/原子の構造
(↑ビデオNo.3435 でアドバイス頂き、岡野のテキストに沿って順番に進めることにしました。)
・化粧品分野(皮膚の構造)
・自力翻訳 化粧品特許(細かく見直し中)

自力翻訳の果てしないチェック

自力翻訳は今回で2回目ですが、前回やったことが活かされていないことに気づき、今回はチェックのやり方をかなり変えました。

前回は、チェックのやりかたが甘かった。あまり時間もかけなかった。
公開訳と比較して、間違いを訂正しただけ。訳出に時間がかかった割に、それが今回に活かされていない。
これを何件こなしたところで、翻訳力は上がらない。そう思いました。

ところで、なぜそんな手抜きをしたかというと、↓

①きりが無いと思ったから。次の課題が待っているから。←甘い。
未熟な時期は特に、しつこく考え、調べ、分析していかなくては、翻訳力はつかないはず。
「ここまではやらなくていい」ってこともあるだろうけど、最初から要領良くは出来ません。

②チェックのやり方がよくわからなかったから。←試行錯誤すべき。
訳して、チェックしてみて、また訳してみて、チェックの活きる方法に変えて行く。
チェックのやり方確立も、らせん階段のようです。
そこに正解は無いと思いますが、きっと誰でも、自分が確立した方法を持っていて、それをアップグレードしていくのだと思います。

明細書1本訳すことはもちろん、それを一文一文、単語も1つづつ見直していくのは、果てしない作業です。
それでも後になるほど繰り返し部分が増えてくるので、少しづつ楽になってきました。
納得のいくまで見直しをしているので、次に別の特許を翻訳するときには活かされていると思います。
そして雪だるま式に成長していく。。といいなぁと思っています。

 

翻訳力の現状把握

前回の自力翻訳では、作業のきりの良いタイミングで公開訳と照合し、見直しをしていました。
ですが今回は、全部訳し終わるまで公開訳を見ませんでした
自分の訳のクセだとか、同じミスを繰り返しているとか、現状把握がしたかったからです。そうすると、いろいろ見えてきました。

例えば、

公開訳では、下記のように使い分けている。
①irritation 刺激
②irritancy 刺激性
③irritability 被刺激性(irritability)←訳文に※カッコ書きあり

自分の訳を見ると、なんと全部同じ!
①irritation 刺激
②irritancy ×刺激→〇刺激性
③irritability ×刺激→〇被刺激性

なぜか?
これらの言葉がどれも同じように見えているから。

今回注意が必要と思ったのは、③のirritability「被刺激性」のところ。
下記、間違いに至った経緯と、見直しで気づいた点です。

irritability 「被刺激性」が「刺激を被りやすいという性質」を指しているなら、なぜ「刺激」と訳したのだろう?原文の意味を理解していなかったのでは?

しかし原文と訳文は下記の通り。
原文: irritability of a cosmetic composition
公開訳 : 化粧品組成物の被刺激性(irritability)

自分の訳: 化粧品組成物の刺激性

irritabilityを辞書で引くと、「被刺激性」「過敏性」「外部からの刺激を受容して興奮を生じる性質」などとある。
刺激を被るのは「肌」などであって、「化粧品組成物」ではないはずだ。
「化粧品組成物」は、刺激を与える方では?
刺激の与えやすさ、と言いたかったことが、刺激の受けやすさ、の言葉を用いてしまったのだろうか?

そういう疑問も生じないまま、単語を見ずに文脈だけで訳していた
しかも、明細書中11回も使われるキーワード。

公開訳では「被刺激性(irritability)」と、わざわざカッコ書きがついているのに、それも見過ごしていた。
これを訳した人も、『ここで「被刺激性」という言葉はどうかと思うけど、原文がそうなってるから変えるわけにはいかない、カッコ書きしとこう』と思ったのでは?そうだとしたら納得がいく。

分かるかどうかの前に、なぜここにひっかからなかったのだろう、という感じ。

上記はほんの一例で、全体的に、言葉の扱い(訳し方)が荒い。

短い文章を訳したのなら、もう少し緻密にやったのかもしれません。
一昨年前に受講した、某大手翻訳スクールの課題は短かった。
一言一句推敲する余裕があったので、添削されて還ってきた訳文を改めて見返しても、こんなに荒いと感じたことはありませんでした。(文芸翻訳だったので、だいぶ中身は違いますが)
ですが大量に訳すとこうなってしまうし、それがプロと自分との差なのだろうと思いました
まずは現状把握ができました。

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chamaedorea
2019年2月より、レバレッジ特許翻訳講座を受講中です。

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