「P&G特許」の視聴が終わり、明細書のはじめからTradosに登録していっています。
次からは、類似の特許を自分で訳せるようにと、使えそうな用語・チャンクの登録をしながら進めています。
一語ずつ自分で訳すつもりで見ていくと、実は理解していなかったも部分も出てきます。
例えば、、
magnesium aluminum silicate は、
aluminum magnesium silicate と 同じ化合物か?
⇒ 化学物質を特定するための「CAS番号」は両者同じだったので、つまり同一の化合物ということ。
また、これは
ケイ酸アルミニウムマグネシウム と訳すのか、
ケイ酸マグネシウムアルミニウム と訳すのか? または、
アルミニウムマグネシウムシリケート
マグネシウムアルミニウムシリケート もあるが、
4つのうちどれかに統一されていれば、どれでもいいのか?
⇒構造式を調べると、SiとOからなる、ケイ酸塩(silicate)にアルミニウム(Al)とマグネシウム(Mg)が同じ数だけ結合している。
ネットで他に単語の使用例をみても、AlとMagの順番はいろいろ。
ということは、訳文全体で統一性があれば、どれを選んでもよさそう。
ただしマルチタームに登録するのであれば、自分の中で基本となる規則がないと、バラバラになってしまう。
⇒magnesium aluminum → アルミニウムマグネシウム の語順とする。
ついでに、
aluminum(米) と aluminium(英) と、スペルは2通り。
⇒これは英日翻訳をするなら、与えられた英語に従えばよいが、辞書検索やノートをとった際、そういうこともあると分かっていたほうがスッキリする。
思わぬことで迷うのでなかなか前に進みませんが、やっと対訳収集の段階まできたなぁと、嬉しく思います。
Tradosにも慣れておきたいし、どんどん進めよう。
学習内容
・「P&G特許」(85)~(97)視聴終了 計13本
・上記特許をTradosに登録中(まだ5%程度)
・上記の類似特許を読み表現比較(英語原文&日本語訳)
学習時間
9/22(日):5.5h
9/23(月):6.5h
9/24(火):10.5h
9/25(水): 9h
(累計1,196.5h+31.5h=1,228h)