学習記録

12/5 DSCについて再度調べる

12/2のブログに対し、ビデオセミナーNo.3330「DSCについて調べる」で取り上げて頂きました。

翻訳中に、実験装置に関する記載について調べきれないところがあり、後回しにしていた件です。アドバイスを頂き、ありがとうございました。
勉強も自力翻訳の段階入っており、下記のことを改めて実感しました。

「翻訳に必要なのはまず内容理解、内容理解するためには、分からない事を調べなくてはいけない」
「どのタイミングでどうやって調べるか?調査方法を確立することが大事」

受講開始から今まで、自分で調べる・やり方を考えるという点についてはだいぶ成長したと思うのですが、やみくもに時間ばかりかけて調べていたように思うので、ちょっと整理しようと思います。

ちなみにわからなかった箇所は、下記赤字の部分です。

「the Tg of a polymer is measurable using Differential Scanning Calorimetry using second heat measurements at 10℃ per minute.」

【その場で調べきれなかった要因】

①調べる時間を見込んでいなかった。調べるべき時に調べなかった。
「今日は○○時迄にここまで翻訳しよう」と思っていたところに、この一文。
これを調べるには、「DCS」「DSC」(←12/6修正)の装置から調べなくてはならず、それには熱分析の同種の機械についても調べ、ノートもまとめ、2時間3時間とかかってしまう。
翻訳作業のリズムも狂う。あとにしよう。。。
→翻訳に取り掛かる前の、精読の段階で不明点を調べるべきだった。

②翻訳しながらであれば細部まで読み込めるので、その時点である程度の不明点は解決されると思った。
→機械関係については、これは当てはまらない。

③検索のアタリがことごとく外れた。
・接着剤の試験機械について調べたことを思い出し、装置の姿(動画など)を見ればわかると思ったが、そもそもDSCは目で見てわかる物理的動きを伴う機械ではない。
・「using second heat measurement」に対する公開訳は、「第二熱測定を用いる」。
私の予測は、「設定温度がいくつか選べるのかな?第一第二第三と、設定ボタンでもあるのかな?」
(書いてて恥ずかしくなります。。)
→まず装置の基本、原理原則を調べる事。そうすればここまでアタリが外れることは無い。

【調べた結果】
DSCは、一定の熱を与えながら、基準物質と試料の温度を測定し、その熱流差によって試料の特性を分析するものです。
調べた結果、これは「2回目の昇温」のことだと思われます。


「PETのDSC曲線」東芝サイトより
1st run:1回目の測定 2nd run:1st run測定後、資料を急冷した2回目の測定 

まず1回目の昇温をすることにより、高分子材料が受けた過去の熱履歴が反映されたデータが得られます。
その後徐冷して2回目の昇温をし、材料本来の挙動(ガラス転移温度・結晶化温度)が得られます。

上記のグラフでは「2nd run」となっていますが、他に「2nd heating」という表現もあり、日本語では「2回目の測定」「2回目昇温」という表現もありました。
直訳すると「2回目の加熱での測定」という意味になるかと思います。

【思ったこと】
私は過去に建築士として家の設計をしていました。
その際、細部までプランをしてから図面清書にかからないと、結局どこかでつじつまがあわなくなり、100%破綻していました。つまり、あちらを立てればこちらが立たず、望ましいプランが成り立たず、はじめからやり直し。
仕事に慣れないころはそれに気づかず、「図面清書しながら考えたら、良いアイディアが浮かぶのでは。。」などと思い、その都度プラン破綻。→細部検討してやり直し。
そんなことを繰り返し、いつしか問題点こそ先に調べて解決するべきことを学習し、その調べ方についても迷うことがなくなり、後になるほどラクになっていったことを思い出しました。
調べものについては、この点は似ているのかも、と思いました。
今は調べものにやたら時間がかかっていますが、「調査方法」を確立し、何が来てもOKにしようと思います。

 

ABOUT ME
chamaedorea
2019年2月より、レバレッジ特許翻訳講座を受講中です。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です